2025.7.1
沖縄がハワイを超える
沖縄がハワイを超える
世界自然遺産に登録されている沖縄本島北部の「やんばる」。その豊かな大自然を舞台にしたテーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」が、2025年7月25日、今帰仁村(なきじんそん)に開業します。

パークを手がけるのは「株式会社刀」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンやハウステンボス、西武園ゆうえんちなどのテーマパークを再建し、2024年には「イマーシブ・フォート東京」を立ち上げたマーケティングカンパニーです。
「Power Vacance!!(パワーバカンス)」をコンセプトに、都会では味わえない興奮とぜいたく感に満ちた亜熱帯の新テーマパーク。総面積約60ヘクタールの広大なパーク内に誕生する22のアトラクションです。
YAMBARU FRIENDS
やんばる フレンズ

好奇心いっぱいのヤンバルクイナと楽しいおしゃべり。
そこにはやんばるの森のなか。ちょっぴりせっかちな『ジャン』とおっとりしたシーサーの『シン』、ほかにも個性の豊かな仲間たちが歓迎してくれる。
行ったことのない森の外に興味がいっぱいのジャンに、外の世界のことをたくさん教えてあげて!森のことは、ジャンがとにかく話したがるから、どんどん質問してみよう!一緒にしゃべてって盛り上がったら、キミももう森の仲間になっているよ!
HORIZON BALLOON
ホライゾン バルーン

360°大自然パノラマ浮遊。ここだけの贅沢トリップ。
巨大気球から見渡すのは、360°すべてここでしか手に入らない雄大な絶景。生命感あふれる新緑の森。高度を増すごとに、少しずつ現れるエメラルドグリーンの海が陽光を浴びて輝く。スパークリングワインのグラスを優雅に傾けながら、ゆったりとゴンドラで寛げば、晴れ渡る真っ青な空も、夕暮れのピンクからオレンジへの美しいグラデーションも、見るたびに感動できる贅沢体験です。
DAINASO SAFARI
ダイナソー サファリ

T-REXからの逃走は、極限の大興奮。
装甲車でサバンナを進めば、かって絶滅したはずの草食恐竜たちが、触れられるほど目の前に、鬱蒼としたジャングルの悪路を、車体をガタガタ揺らしながら進むと、最凶の肉食恐竜T-REXが、突然、襲いかかる!
行く手を阻む熱帯植物を必死でかき分けて逃げ回っても、何度も何度も迫る獰猛なT-REX。装甲車に乗り込んだ瞬間から次々と起こる予測できない事態に、いつまでも興奮が止まらない。

新テーマパーク「ジャングリア沖縄」2025年7月25日開業!恐竜サファリやスリル満点絶景アトラクションも
施設を運営するのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)をV字回復に導いた立役者でもある森岡毅氏だ。10年以上にわたり沖縄のテーマパーク構想を温め続けてきた森岡氏だが、ジャングリア実現の道のりは容易ではなかったという。
森岡毅、米社のUSJ買収で消えた夢 14年越し、7月開業「ジャングリア」。
1月に東京で開かれた記者会見で、マーケティング会社、刀(大阪市)の最高経営責任者(CEO)・森岡毅氏はジャングリア沖縄について「沖縄の旅行を最高にするテーマパーク」と語った。同じ会見で石破茂首相は「国のGDP(国内総生産)を向上させるうえで極めて重要」と期待の言葉を述べた。ジャングリア沖縄の経済効果は開業15年で約6兆8000億円と予想され、雇用創出は初年度に約7万人、15年で約88万人という試算もある。

森岡毅「挫折が私に大きな力をくれた」 ジャングリア、計画白紙からの再起
14年越しのプロジェクトを主導した森岡氏にとって、ここまでの道のりは平たんではなかった。沖縄でのテーマパーク構想はもともとUSJ時代から手がけていたが、親会社であるユー・エス・ジェイの株式売却をきっかけに計画は撤回された。「どうしても沖縄パーク計画を諦めることができなかった」森岡氏は刀を創業して再挑戦に踏み切ったが、周囲の反応は鈍かったという。
森岡毅の揺るがぬ信念 「沖縄は日本の観光の中心になる」言い続けた13年
計画が撤回されても「沖縄の魅力が薄れたり、ポテンシャルがなくなったりしたわけではない」と語り、刀の仲間と一緒に挑み続けた森岡氏。新型コロナウイルス禍やウクライナ危機という逆風を乗り越え、2022年に建設のめどが立った。23年2月上旬に行われた起工式では「本当にここに来るまで長かった」と振り返る一方、「僕たちはまだ何も達成していない。ここから先はもっと大変」と決意を新たにしたという。
沖縄はハワイを超える、 強み生かす、森岡毅・刀のジャングリア開発
ジャングリア沖縄の建設地には、オリオンビールが運営するゴルフ場があった。その地形を生かし、「地元にとって当たり前の存在だった亜熱帯の森」を生かすことがコンセプトだ。ジャングリア沖縄の運営会社となるジャパンエンターテイメントの最高マーケティング責任者(CMO)・森崎菜穂美氏も「(やんばるの森の)価値をもっと広く認知させ、関心を高めていきたい」と語る。
刀・森岡毅「変化の起点つくる」 ジャングリア計画、冷笑された過去も
観光客が少ない、未開発のエリアが多い沖縄北部にテーマパークをつくる。この構想を冷笑する人もいたというが、森岡氏の狙いは「ジャングリアを起点に周辺に経済効果を波及させる」ことにあったという。テーマパークだけをもうけさせるのではなく、沖縄全体、ひいては日本の観光に寄与することがこのプロジェクトの狙いだ。
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世界自然遺産に登録されている沖縄本島北部の「やんばる」。その豊かな大自然を舞台にしたテーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」が、2025年7月25日、今帰仁村(なきじんそん)に開業します。

パークを手がけるのは「株式会社刀」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンやハウステンボス、西武園ゆうえんちなどのテーマパークを再建し、2024年には「イマーシブ・フォート東京」を立ち上げたマーケティングカンパニーです。
「Power Vacance!!(パワーバカンス)」をコンセプトに、都会では味わえない興奮とぜいたく感に満ちた亜熱帯の新テーマパーク。総面積約60ヘクタールの広大なパーク内に誕生する22のアトラクションです。
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好奇心いっぱいのヤンバルクイナと楽しいおしゃべり。
そこにはやんばるの森のなか。ちょっぴりせっかちな『ジャン』とおっとりしたシーサーの『シン』、ほかにも個性の豊かな仲間たちが歓迎してくれる。
行ったことのない森の外に興味がいっぱいのジャンに、外の世界のことをたくさん教えてあげて!森のことは、ジャンがとにかく話したがるから、どんどん質問してみよう!一緒にしゃべてって盛り上がったら、キミももう森の仲間になっているよ!
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360°大自然パノラマ浮遊。ここだけの贅沢トリップ。
巨大気球から見渡すのは、360°すべてここでしか手に入らない雄大な絶景。生命感あふれる新緑の森。高度を増すごとに、少しずつ現れるエメラルドグリーンの海が陽光を浴びて輝く。スパークリングワインのグラスを優雅に傾けながら、ゆったりとゴンドラで寛げば、晴れ渡る真っ青な空も、夕暮れのピンクからオレンジへの美しいグラデーションも、見るたびに感動できる贅沢体験です。
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ダイナソー サファリ

T-REXからの逃走は、極限の大興奮。
装甲車でサバンナを進めば、かって絶滅したはずの草食恐竜たちが、触れられるほど目の前に、鬱蒼としたジャングルの悪路を、車体をガタガタ揺らしながら進むと、最凶の肉食恐竜T-REXが、突然、襲いかかる!
行く手を阻む熱帯植物を必死でかき分けて逃げ回っても、何度も何度も迫る獰猛なT-REX。装甲車に乗り込んだ瞬間から次々と起こる予測できない事態に、いつまでも興奮が止まらない。

新テーマパーク「ジャングリア沖縄」2025年7月25日開業!恐竜サファリやスリル満点絶景アトラクションも
施設を運営するのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)をV字回復に導いた立役者でもある森岡毅氏だ。10年以上にわたり沖縄のテーマパーク構想を温め続けてきた森岡氏だが、ジャングリア実現の道のりは容易ではなかったという。
森岡毅、米社のUSJ買収で消えた夢 14年越し、7月開業「ジャングリア」。
1月に東京で開かれた記者会見で、マーケティング会社、刀(大阪市)の最高経営責任者(CEO)・森岡毅氏はジャングリア沖縄について「沖縄の旅行を最高にするテーマパーク」と語った。同じ会見で石破茂首相は「国のGDP(国内総生産)を向上させるうえで極めて重要」と期待の言葉を述べた。ジャングリア沖縄の経済効果は開業15年で約6兆8000億円と予想され、雇用創出は初年度に約7万人、15年で約88万人という試算もある。

森岡毅「挫折が私に大きな力をくれた」 ジャングリア、計画白紙からの再起
14年越しのプロジェクトを主導した森岡氏にとって、ここまでの道のりは平たんではなかった。沖縄でのテーマパーク構想はもともとUSJ時代から手がけていたが、親会社であるユー・エス・ジェイの株式売却をきっかけに計画は撤回された。「どうしても沖縄パーク計画を諦めることができなかった」森岡氏は刀を創業して再挑戦に踏み切ったが、周囲の反応は鈍かったという。
森岡毅の揺るがぬ信念 「沖縄は日本の観光の中心になる」言い続けた13年
計画が撤回されても「沖縄の魅力が薄れたり、ポテンシャルがなくなったりしたわけではない」と語り、刀の仲間と一緒に挑み続けた森岡氏。新型コロナウイルス禍やウクライナ危機という逆風を乗り越え、2022年に建設のめどが立った。23年2月上旬に行われた起工式では「本当にここに来るまで長かった」と振り返る一方、「僕たちはまだ何も達成していない。ここから先はもっと大変」と決意を新たにしたという。
沖縄はハワイを超える、 強み生かす、森岡毅・刀のジャングリア開発
ジャングリア沖縄の建設地には、オリオンビールが運営するゴルフ場があった。その地形を生かし、「地元にとって当たり前の存在だった亜熱帯の森」を生かすことがコンセプトだ。ジャングリア沖縄の運営会社となるジャパンエンターテイメントの最高マーケティング責任者(CMO)・森崎菜穂美氏も「(やんばるの森の)価値をもっと広く認知させ、関心を高めていきたい」と語る。
刀・森岡毅「変化の起点つくる」 ジャングリア計画、冷笑された過去も
観光客が少ない、未開発のエリアが多い沖縄北部にテーマパークをつくる。この構想を冷笑する人もいたというが、森岡氏の狙いは「ジャングリアを起点に周辺に経済効果を波及させる」ことにあったという。テーマパークだけをもうけさせるのではなく、沖縄全体、ひいては日本の観光に寄与することがこのプロジェクトの狙いだ。