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「きんさんぎんさん100歳の時間」に思う

「きんさんぎんさん100歳の時間」に思う


土谷 伸司@DX人と組織の変革コーチ
2024年11月29日 11:27

最近、なにげなくテレビを見ていると、1992年にNHKで制作された「きんさんぎんさん100歳の時間」という番組が再放送されていました。

きんさんとぎんさんは、1990年代に日本全国で親しまれた双子の姉妹で、長寿の象徴として有名になりました。彼女たちは明治生まれで、共に100歳を超える年齢でメディアに登場し、その明るい性格とユーモラスなやりとりで多くの人々に笑顔を届けました。きんさん(成田きん)とぎんさん(蟹江ぎん)はともに愛知県出身で、二人そろって100歳を迎えたことで注目され、特に彼女たちの健康の秘訣や仲の良さが話題に。今でも日本の「長寿」のイメージとして語り継がれています。

1990年には、日本の100歳以上の高齢者数は約3000人でした。 年次統計
しかし、医療の進歩や生活環境の改善により、この数は年々増加しています。2023年9月時点では、100歳以上の高齢者数は92139人に達し、53年連続で増加しています。
このように、約30年で100歳以上の人口は約30倍に増加しており、日本は世界有数の長寿国となっています。

調べてみると、健康寿命は、平均寿命を上回る伸びを示していることがわかりました。
2019年(令和元年)時点で、男性の健康寿命は72.68歳、女性は75.38歳となっています。

これは、2010年(平成22年)と比較して、男性で2.26年、女性で1.76年の延伸となります。 

また、同期間における平均寿命の延びは、男性で1.86年、女性で1.15年であり、健康寿命の延びが平均寿命の延びを上回っています。 

これにより、平均寿命と健康寿命の差、すなわち日常生活に制限のある期間は、男性で8.73年、女性で12.06年となっています。

これらのデータは、厚生労働省や内閣府の公式ウェブサイトで公開されています。




人生100年時代という言葉がしばしば聞かれるようになりました。しかし、余生が長くなることに対して、漠然とした不安を抱く人が多いのも現実です。

ただし、冷静に事実を見てみると、良くないことが起こっている一方で、世の中が良くなっている面も多いと言えるでしょう。

さて、話は少し飛びますが、古代ギリシャ時代のスパルタについて考えてみましょう。「スパルタ式教育」という言葉が現代にも残っているように、スパルタは軍事に力を入れ、男子であれば勇猛な戦士になることが強く求められました。

ここでクイズです。スパルタの軍隊では何歳で除隊になったでしょうか?

答えはなんと 60歳です。紀元前の時代であっても、しっかり鍛えていれば60歳まで軍隊で戦力として認められていたのです。

このことは、健康的な生活を送れば、長く働き、長く楽しむことができるという一つの裏付けになるのではないでしょうか。
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