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冬季オリンピック初金

2026年2月7日開幕のミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)で7日、スノーボードのビッグエア男子決勝があり、五輪初出場の木村葵来(きら、21)=ムラサキスポーツ=が、合計179.50点で今大会日本勢初の金メダルを獲得した。同じく五輪初出場の木俣椋真(23)=ヤマゼン=が銀メダルで、日本勢のワンツーフィニッシュとなった。

五輪の男子ビッグエアでのメダルは2人が初めてで、レベルの高さを証明をした日本。その「主役」となった木村の素顔は――。




金メダル第1号の木村葵来 丸刈りに込めた思いと伝えたかったこと


雪山で、その髪形は異彩を放っている。

横は3ミリ、上は6ミリ。

スノーボード男子ビッグエアの木村葵来(きら)(ムラサキスポーツ)はイタリア北部の競技会場に入った後、頭を丸刈りにした。

「日本からバリカンを持ってきて、選手村でチームスタッフに刈ってもらいました。今、人生で一番短い状態。ちょっと恥ずかしいです」

照れ臭そうに笑って、ニット帽を深くかぶり直した。



スノーボード男子ビッグエア決勝で、金メダルを獲得し笑顔の木村葵来(中央)と2位の木俣椋真。右は銅メダルを獲得した中国の蘇翊鳴=関田航撮影

スノーボードの世界では、長髪やパーマをかけている選手が少なくない。木村も、ついこの前まではそうだった。

きっかけは、何げなくつけたテレビだった。

昨秋の昼間、大リーグ・ドジャースの試合が流れていた。

野球が好きというわけではない。が、「すごく盛り上がっていたので、僕も興奮して気づいたら最後まで見ていた」。



スノーボード男子ビッグエア決勝、木村葵来の3本目の演技=関田航

ベッツに憧れて

画面の向こうでひときわ活躍していた選手が、遊撃手のムーキー・ベッツだった。

「ヒットを打って守備も華麗でカッコよかった」

一発でファンになった。

そして、自身の競技の今シーズンが開幕する直前に決心する。

「ベッツと同じような髪形にして、気合を入れよう」

丸刈りにしたのは、人生で初めてだった。

「日の丸飛行隊」以来の独占なるか 今、日本のビッグエアが熱い理由
結果もついてきた。12月に中国・北京で開かれたワールドカップ(W杯)2戦目で2位に入ると、続く3戦目も2位に。好調を維持して初の五輪を迎えた。

「もっと注目されたい」。だから、今回はさらに2ミリ短くした。

元来、他人に影響を受けやすい性格だ。
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