2025.11.10
日本転倒予防学会

高齢者に転倒予防法を普及、啓発するために!

一般社団法人日本転倒予防学会代表理事挨拶
「20周年を迎えて」
日本転倒予防学会は、2004年4月に「転倒予防医学研究会」として発足し、10年間の活動を経て2014年4月に「日本転倒予防学会」として正式に設立されました。そして、このたび20周年という節目を迎えることができました。これもひとえに、会員の皆様をはじめ、多くの方々のご支援とご尽力の賜物です。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
人が成長する過程において、初めて立ち上がるまで転ぶことはありませんが、その後、何度も転倒を繰り返しながら自分の足で歩き始め、やがて成長していきます。本学会もまた、これまでの20年間において多くの挑戦を重ね、転倒や挫折を乗り越えながら発展を遂げてきました。設立当初の会員数は200名ほどでしたが、現在では1400名を超え、学会活動の規模や影響力も拡大しています。
一方、この20年間で、わが国は急速に高齢化が進みました。2007年には65歳以上の人口割合が21%を超え、超高齢社会に突入しました。そして2023年には29%という過去最高を記録しています。これは、私たち日本人が長寿という夢を世界に先駆けて実現していることを示しています。しかしながら、この「長寿」の実現には新たな課題も伴っています。その一つが転倒や骨折です。介護が必要となる主な要因の12%を骨折・転倒が占めており、転倒は健康寿命を短縮させる大きな要因となっています。また、病院や施設での転倒、さらには高齢化が進む労働現場における転倒事故も深刻な問題となっており、労災事故全体の約1/4を転倒が占めるまでになっています。
これからの20年間、私たちはさらに高齢化が進む社会に直面することになります。90歳を超えて独居生活を送る高齢者が珍しくなくなるだけでなく、2007年生まれの日本人の半数が107歳まで生きると予想される時代です。その結果、転倒や骨折の発生が増加し、健康寿命の延伸が一層重要な課題となるでしょう。
本学会では、これまで数多くのユニークな転倒予防や骨折予防の取り組みを発表してきました。これらの知見は臨床の現場で応用され、多くの成果を挙げています。また、近年では高齢化が進むアジア諸国においても、転倒予防への関心が高まっています。本学会が培ってきた知識と技術は、国内だけでなく国際的にも貢献できるポテンシャルを持っており、新たな転倒予防対策の開発は、輸出可能なビジネスの創出にもつながると期待されています。
20周年という節目に立ち、本学会はこれからも社会のニーズに応えながら、さらに大きく成長していく所存です。会員の皆様をはじめ、多くの関係者の方々と力を合わせ、日本国内のみならずアジア諸国の健康寿命延伸に寄与できるよう、全力で取り組んでまいります。
2024年11月吉日
日本転倒予防学会代表理事
萩野 浩


特許取得済みの足踏み運動、様々な所で使われています。
あなたの体調不良、座り過ぎが原因かもしれません。
長い時間座っていると筋肉の活動量も低下します。
その対策として足を動かす回数を増やし、筋肉の活動量を増やす事が重要です。
「あしふみ健幸ライフ」は、運動の『基本の基』であるウォーミングアップを”座ったまま”。楽に無意識レベルで行えるように開発されました。
簡単だから続く、ありそうでなかった。
運動前の運動です。

学術集会(第1回~第13回)
<これからの学術集会>
第12回(高崎) 2025年10月4日(土) 5日(日) 於:Gメッセ群馬
「転倒予防の未来を描くー多職種で織りなす地域包括連携―」

転倒予防川柳」とは
江戸中期の前句付け点者として人気を博した柄からい井川柳の名にちなんだ川柳とは、五 ・ 七 ・ 五の十七文字に、季語や切れ字の制約なく、自由に表現し得る日本が誇る短詩型文学です。
これは花鳥風月や自然描写、男女間の機微などを表現するものではなく、世相や風俗、人情が描かれてれています。
を読み、聞いた人が、思わず「ニヤリ」 「ニッコリ」としたり、笑い声を生む句が優れているとさどを鋭くとらえ、風刺、機知、ユーモアの要素やセンスを巧みに取り入れてまとめ上げ、その句転倒予防川柳は、日本転倒予防学会(2014年4月発足)の前身である転倒予防医学研究会の時代の平成23(2011)年から毎年公募を開始したものです。
毎年、秋の「転倒予防の日」の10月10日(テントウにちなんで)近くに開催される日本転倒予防学会学術集会(研究会時代は、研究集会)までに、審査・選考し、「転倒予防川柳」の大賞と佳作を発表し、表彰しています。


