2025.11.7
四季の区切り
温帯の四季は「天文学上の四季」と「気象学上の四季」によって微妙に期間が異なります。
■天文学上の四季
春: 春分 ~ 夏至前日 (新暦 3月21日頃~6月21日頃)
夏: 夏至 ~ 秋分前日 (新暦 6月22日頃~9月22日頃)
秋: 秋分 ~ 冬至前日 (新暦 9月23日頃~12月21日頃)
冬: 冬至 ~ 春分前日 (新暦 12月22日頃~3月20日頃)
■気候学上の四季
春: 新暦3月 ~ 5月
夏: 新暦6月 ~ 8月
秋: 新暦9月 ~ 11月
冬: 新暦12月 ~ 2月
そもそも季節って?
多くの人が季節と聞いて思い浮かべるのは、春夏秋冬(四季)でしょう。でもそれが具体的にいつからいつまでなのか、曖昧な人も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、絶対的な定義は存在していないのです。
実は季節の分類は用途によって異なります。
気象庁は、3〜5月を春、6〜8月を夏、9〜11月を秋、12〜2月を冬と定めています。天気予報などに用いられており、現代を生きる我々に最も身近な考え方かもしれませんね。
天文学的には、春分~夏至を春、夏至~秋分を夏、秋分~冬至を秋、冬至~春分を冬としています。春分、夏至、秋分、冬至は太陽の黄経によって求められています。

また、日本には古来より、季節の移ろいを細やかに描く言葉が存在します。それが「二十四節気」と「七十二候」。簡単にいえば、自然の姿による“季節の目安”です。
後ほど詳しく説明しますが、二十四節気の節気による分類では、立春〜立夏が春、立夏〜立秋が夏、立秋〜立冬が秋、立冬〜立春が冬となっています。
季節と一言で言っても、その区切り方は一つではないのですね。
季節を表す二十四節気と七十二候
二十四節気とは、太陽の動きをもとに、1年を24等分して作られた季節の目安です。日本には7世紀頃に中国から伝わったと言われています。
かつて中国で使われていた「太陰暦」は月の動きを元にしていました。
季節は太陽の動きにつれて巡ります。月の動きとは無関係のため、暦と実際の季節にズレが生じるようになってしまいました。そこで太陽の動きを元にした二十四節気を季節の目安とし、農事などに活かしながら生活していたのです。
月と太陽の動きを元に作られた暦は「太陰太陽暦」と呼ばれ、二十四節気を利用して、季節とのズレを調整するための「閏(うるう)月」を挿入していました。
二至二分と四立

二十四節気の軸となっているのは、二至二分(にしにぶん)と四立(しりゅう)。
「夏至」と「冬至」で二至、「春分」と「秋分」で二分、合わせて二至二分と呼び、季節の変わり目として非常に重要なものです。これらは太陽の黄経によって求められており、国立天文台が毎年2月に発表する暦要項の中に定められています。

また、立春、立夏、立秋、立冬の四つを四立といいます。それぞれ二至二分の中間地点となり、季節の始まりとされています。中でも二十四節気の1番目である立春は、季節が一巡りし、新たな季節の始まりとして特に重要になります。
二至二分と四立を合わせて八節(はっせつ)といい、一節は1年を8等分した約45日間になります。

二十四節気
「八節」の一節は約45日間。季節を細やかに描くため、さらに3等分して一節を約15日間にしたものを、まとめて「二十四節気」といいます。1年を黄経15度ごとに24等分して決められており、こちらも暦要項に定められています。
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■天文学上の四季
春: 春分 ~ 夏至前日 (新暦 3月21日頃~6月21日頃)
夏: 夏至 ~ 秋分前日 (新暦 6月22日頃~9月22日頃)
秋: 秋分 ~ 冬至前日 (新暦 9月23日頃~12月21日頃)
冬: 冬至 ~ 春分前日 (新暦 12月22日頃~3月20日頃)
■気候学上の四季
春: 新暦3月 ~ 5月
夏: 新暦6月 ~ 8月
秋: 新暦9月 ~ 11月
冬: 新暦12月 ~ 2月
そもそも季節って?
多くの人が季節と聞いて思い浮かべるのは、春夏秋冬(四季)でしょう。でもそれが具体的にいつからいつまでなのか、曖昧な人も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、絶対的な定義は存在していないのです。
実は季節の分類は用途によって異なります。
気象庁は、3〜5月を春、6〜8月を夏、9〜11月を秋、12〜2月を冬と定めています。天気予報などに用いられており、現代を生きる我々に最も身近な考え方かもしれませんね。
天文学的には、春分~夏至を春、夏至~秋分を夏、秋分~冬至を秋、冬至~春分を冬としています。春分、夏至、秋分、冬至は太陽の黄経によって求められています。

また、日本には古来より、季節の移ろいを細やかに描く言葉が存在します。それが「二十四節気」と「七十二候」。簡単にいえば、自然の姿による“季節の目安”です。
後ほど詳しく説明しますが、二十四節気の節気による分類では、立春〜立夏が春、立夏〜立秋が夏、立秋〜立冬が秋、立冬〜立春が冬となっています。
季節と一言で言っても、その区切り方は一つではないのですね。
季節を表す二十四節気と七十二候
二十四節気とは、太陽の動きをもとに、1年を24等分して作られた季節の目安です。日本には7世紀頃に中国から伝わったと言われています。
かつて中国で使われていた「太陰暦」は月の動きを元にしていました。
季節は太陽の動きにつれて巡ります。月の動きとは無関係のため、暦と実際の季節にズレが生じるようになってしまいました。そこで太陽の動きを元にした二十四節気を季節の目安とし、農事などに活かしながら生活していたのです。
月と太陽の動きを元に作られた暦は「太陰太陽暦」と呼ばれ、二十四節気を利用して、季節とのズレを調整するための「閏(うるう)月」を挿入していました。
二至二分と四立

二十四節気の軸となっているのは、二至二分(にしにぶん)と四立(しりゅう)。
「夏至」と「冬至」で二至、「春分」と「秋分」で二分、合わせて二至二分と呼び、季節の変わり目として非常に重要なものです。これらは太陽の黄経によって求められており、国立天文台が毎年2月に発表する暦要項の中に定められています。

また、立春、立夏、立秋、立冬の四つを四立といいます。それぞれ二至二分の中間地点となり、季節の始まりとされています。中でも二十四節気の1番目である立春は、季節が一巡りし、新たな季節の始まりとして特に重要になります。
二至二分と四立を合わせて八節(はっせつ)といい、一節は1年を8等分した約45日間になります。

二十四節気
「八節」の一節は約45日間。季節を細やかに描くため、さらに3等分して一節を約15日間にしたものを、まとめて「二十四節気」といいます。1年を黄経15度ごとに24等分して決められており、こちらも暦要項に定められています。

