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最大の危機は低すぎる目標を達成すること

「心が熱くなる365人の仕事の教科書」(到知出版社)から一話ご紹介します。
今回は、松崎一葉、筑波大学大学院教授による「ストレスに負けない生き方」です。


最大の危機は、低すぎる目標を達成すること
鍵山秀三郎
日本を美しくする会相談役



人生にも仕事にも問題はつきものです。会社も国も世界も、実にたくさんの問題が日々発生しております。
そこで勘違いしやすいのが、あんな問題が起こったから自分はこうなってしまった、というふうに問題のせいにすることです。これは大きな見当違いで、問題が起きたことは問題ではないんです。それにどう対処するか、それによって皆さんの仕事も、人生も変わっていくのです。問題によって人生がダメになるということはありません。すべて対処の仕方です。
もちろん、そこで失敗することもあるでしょうか、失敗することは問題ではありません。私など失敗だらけです。しかし失敗からすべて学んできました。ですから、失敗が全て次の行動への成功のエネルギーになったのです。失敗を恐れて何もしないことのほうがよほどいけない。

ミケランジェロ

ミケランジェロは、
「最大の危機は、目標が高過ぎて達成できないことではない。目標が低すぎて、その低い目標を達成してしまうことだ」
と述べています。
まさにその通りでございまして、皆さんの方にはぜひ、自分の手に余るくらいの大きな目標を設定して挑戦していただきたく思います。もちろん目標が大きければ大きいほど、大きな壁が立ちはだかるものです。時には、とても自分には乗り越えられないと思うこともあるかも知れませんが、乗り越える必要はないんです。そういう時には、そこに穴をあけて潜り抜ければよいのです。

ベンジャミン・ディズレーリ

イギリスの首相をつとめたベンジャミン・ディズレーリは、
「いかなる教育も、逆境から学べるものにはかなわない」
と言っています。では、逆境に逢うことがすべてかとえば、そうではありません。日頃から様々なことを通じて学んでいるからこそ、逆境から学べるのであって、何の備えもない人が逆境に逢うと、そこで潰れてしまいます。
やはり大事なことは、日々いろいろな人や書物から学んで、それを自分の血肉にしていくことだと思います。
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