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お正月準備

デイサービスではお正月の飾りつけが始まりました。羽子板と門松です。

羽子板の歴史

羽子板の歴史は古く、室町時代には宮中で羽根つき遊びが行われ、お正月のお祝いや贈り物として用いられていました。江戸時代には魔除けや厄払いの意味が強まり、女の子の無病息災を願うお守りとして初正月に贈る習慣が定着しました。

羽子板の起源と変遷
羽子板の起源は諸説ありますが、7世紀頃の宮中の「毬杖(ぎっちょう)遊び」や、中国から伝わった「胡鬼子(こぎこ)」が始まりとも言われています。室町時代には「胡鬼板(こぎいた)」や「羽子木板(はねこいた)」と呼ばれ、お正月の遊びとして親しまれていました。


門松の歴史


昔から、毎年元旦には新年の幸せをもたらすために「年神様」が家々に訪れると信じられています。年神様は、一年の福や徳を司る「歳徳神」、五穀豊穣を司る穀物の神様などをまとめて信仰の対象とした神様です。

正月飾りのうち、玄関や門の前に飾る「門松」は、年神様が家を尋ねるための目印として伝えられてきました。また、門松は年神様が私たちの世界へ降りてきたときの拠り所としての役割もあります。

門松を飾る文化は、平安時代にはじまったとされています。しかし、当時は家の門先に松を立てるだけという簡素なものでした。時代とともに門松は変化し、現代では一年中落葉しない松、生命力が強く成長の早い竹、新春に花開く梅と、3つの縁起物「松竹梅」を使った門松が広く普及しました。梅のほかにも南天や葉牡丹を用いた門松も多く見られます。南天は「難を転じる」、葉牡丹は葉が何重にも重なっている様子から「吉事が重なる」などの縁起があるとされています。

門松は、徒然草にも門松が登場していることから、古くから人々の暮らしに根付いた文化であることが分かります。


葉牡丹とユリの折り紙を使った壁絵

葉牡丹

ハボタンは、夏にタネをまいて育て、寒くなるとともに色づく葉を冬から春にかけて観賞する植物です。キャベツの仲間である非結球性ケールから改良されたと考えられています。日本には江戸時代に食用として渡来しましたが、その後は観賞用として改良されてきました。


ユリ

ユリは花姿や草姿、開花期などがさまざまで、多くの園芸品種があります。減少したとはいえ、日本には、ヤマユリやササユリ、テッポウユリなどが野山に自生しており、古くから愛されてきました。庭植え、鉢植え、切り花に加え、ゆり根を食用にするなど、さまざまな楽しみ方があります。


玄関に鏡餅を置きました

鏡餅の歴史

「鏡餅」という言葉は平安時代からあったと伝えられています。当時は「餅鏡」と呼ばれていましたが、「餅」と「鏡」がいつしか逆になって「鏡餅」と呼ばれるようになったようです。当時、鏡は手に入りにくく貴重でとても不思議な存在でした。その鏡に心を写すことによって歳神様(家々に新年の幸せをもたらすために、高い山から降りてくる神様)にご降臨いただけると考え、歳神様へのお供えとして用意されたのです。鏡餅は、神秘の力の象徴であり、心を改め魂の再生を図る大切な神事に使う道具として伝わってきました。

平安時代の貴族、藤原道長が詠んだ有名な歌に「望月の 欠けたることも なしと思へば」という一節があります。望月という言葉のように、鏡餅は月のように丸いことに意味があるといわれました。丸い餅は人の心や魂そのもので、それを写すところから、餅鏡と呼ばれ、今日まで伝わってきました。


玄関とデイサービス入口にしめ縄

しめ縄の由来

しめ縄は、神聖な場所と俗世を区別する「結界」の役割を持つ神祭具です。その起源は、天照大神が天岩戸から出た際に、再び戻らないよう岩戸を塞いだという日本神話の「天岩戸伝説」にあるとされています。

お正月の飾りつけについて

お正月の飾り付けは、年神様をお迎えするために行われます。* 一般的には12月28日までに飾り付けを済ませ、1月7日(地域によっては1月15日)に片付けます*。29日と31日は避けるのが良いとされています。

飾る時期と片付け
飾る時期
12月13日の「正月事始め」以降であればいつでも良いとされています。特に12月28日は「末広がり」で縁起が良いとされ、多くの家庭でこの日に飾り付けを始めます。12月29日は「二重苦」、31日は「一夜飾り」となり縁起が悪いとされているため避けましょう。

片付ける時期
「松の内」と呼ばれる期間が過ぎたら片付けます。関東では1月7日、関西では1月15日までが一般的です。

主な正月飾りとその意味
門松: 年神様が家に来る際の目印です。
しめ飾り: 家に不浄なものが入るのを防ぐ役割があります。
鏡餅: 年神様が宿る場所であり、お供え物でもあります。
飾り付けの場所
一戸建ての場合
門松やしめ飾りは玄関の外に飾るのが一般的です。鏡餅は神棚や床の間に飾ります。

マンションの場合
共用部分である玄関の外は避け、玄関ドアの内側や室内に飾れるミニチュアの飾りを利用するのがおすすめです。

処分の方法
正月飾りは、新年が過ぎたら適切に処分することが大切です。一般的には、1月15日頃に神社で行われる「どんど焼き」に持ち込み、お焚き上げしてもらうのが習わしです。
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