2025.10.21
日本レールガン完成
海上自衛隊が試験艦「あすか」で搭載試験中のレールガンを公開

海上自衛隊より試験艦「あすか」に搭載試験中の「レールガン」
4月18日、海上自衛隊は試験艦「あすか」の後甲板に搭載して海上試験している防衛装備庁が開発中の「レールガン」を、4月9日に大町克士海将(自衛艦隊司令官)が視察したことを公表しました。電磁力によって砲弾を高速で発射する装備です。
自衛艦隊司令官による防衛装備庁レールガン開発状況の視察について:4月9日、自衛艦隊司令官 大町克士海将は、自衛艦隊隷下の開発隊群に所属する試験艦「あすか」を訪問し、防衛装備庁が研究中の「レールガン」の最新状況を確認しました。

自衛艦隊では、将来の戦闘に備え防衛装備庁等と早期装備化に向け綿密に連携し海上自衛隊に必要な装備品の研究開発を進めるとともに、我が国と国民の皆様を守り抜くための防衛体制の構築を継続しています。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。

4月9日に横須賀の岸壁に居た試験艦「あすか」にこのレールガンが搭載されていたことは一般人にも目撃されており撮影された写真がSNS投稿されていましたが、この度に公式からレールガンの写真が発表されています。このレールガンの試験砲は過去に公開済みの試験砲が元らしく、仮設の砲塔や砲身の覆い、仰俯角を変更する機構などが装着されていますが、砲塔を旋回する機構は付いていません。
レールガン試験砲の大きさや重さとしては既存の76mm速射砲に近いサイズですが、レールガンの口径は40mmで、弾丸重量320グラム(機関砲弾で言えば30mm弾クラス)と小振りになっています。代わりにレールガンの弾丸は通常の火薬発射式の機関砲弾(30mm~40mm級のAPFSDS)の約1.5倍の初速2297m/sを達成しており、飛躍的な速度向上となっています。

レールガンとは...
電気エネルギーを利用して弾丸を発射する将来砲である。
火薬を用いた従来火砲と比べて、弾丸初速を大幅に増大させることが期待できる。
レールガンの特長
極超音速で弾丸を発射
電気のエネルギーで加速
探知・迎撃されない
●研究試作のレールガン 目標性能 弾丸初速2000m/s 以上
(実績2297m/s)
参考 従来火砲の中で高初速である戦車砲:約1750m/s [1]
●弾丸初速が容易に可変
●発射薬がないためより安全に運用可能
●誘導弾に比べ弾丸サイズが小さいため、探知されにくい
●弾丸サイズが小さく、超音速飛しょうのため迎撃されにくい
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海上自衛隊より試験艦「あすか」に搭載試験中の「レールガン」
4月18日、海上自衛隊は試験艦「あすか」の後甲板に搭載して海上試験している防衛装備庁が開発中の「レールガン」を、4月9日に大町克士海将(自衛艦隊司令官)が視察したことを公表しました。電磁力によって砲弾を高速で発射する装備です。
自衛艦隊司令官による防衛装備庁レールガン開発状況の視察について:4月9日、自衛艦隊司令官 大町克士海将は、自衛艦隊隷下の開発隊群に所属する試験艦「あすか」を訪問し、防衛装備庁が研究中の「レールガン」の最新状況を確認しました。

自衛艦隊では、将来の戦闘に備え防衛装備庁等と早期装備化に向け綿密に連携し海上自衛隊に必要な装備品の研究開発を進めるとともに、我が国と国民の皆様を守り抜くための防衛体制の構築を継続しています。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。

4月9日に横須賀の岸壁に居た試験艦「あすか」にこのレールガンが搭載されていたことは一般人にも目撃されており撮影された写真がSNS投稿されていましたが、この度に公式からレールガンの写真が発表されています。このレールガンの試験砲は過去に公開済みの試験砲が元らしく、仮設の砲塔や砲身の覆い、仰俯角を変更する機構などが装着されていますが、砲塔を旋回する機構は付いていません。
レールガン試験砲の大きさや重さとしては既存の76mm速射砲に近いサイズですが、レールガンの口径は40mmで、弾丸重量320グラム(機関砲弾で言えば30mm弾クラス)と小振りになっています。代わりにレールガンの弾丸は通常の火薬発射式の機関砲弾(30mm~40mm級のAPFSDS)の約1.5倍の初速2297m/sを達成しており、飛躍的な速度向上となっています。

レールガンとは...
電気エネルギーを利用して弾丸を発射する将来砲である。
火薬を用いた従来火砲と比べて、弾丸初速を大幅に増大させることが期待できる。
レールガンの特長
極超音速で弾丸を発射
電気のエネルギーで加速
探知・迎撃されない
●研究試作のレールガン 目標性能 弾丸初速2000m/s 以上
(実績2297m/s)
参考 従来火砲の中で高初速である戦車砲:約1750m/s [1]
●弾丸初速が容易に可変
●発射薬がないためより安全に運用可能
●誘導弾に比べ弾丸サイズが小さいため、探知されにくい
●弾丸サイズが小さく、超音速飛しょうのため迎撃されにくい

