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日経新聞「あすへの話題」松重豊

「孤独のグルメ」の主演俳優 松重 豊さんが2024/7/6より日経新聞土曜日夕刊のコラム「あすへの話題」執筆を担当されています。



待つこと
待つことは仕事のうち。出演のお誘いを待ち続けることから始まる僕らの生業(なりわい)。その作品作りにおいても待つことは重要な仕事の一部だ。朝からお日様を待ち続けて日が暮れることだってあるし、誰かの涙が出るのを待っているうちに朝日が昇ることだってある。

身を守ること
一般の方からみて我々を「芸能人」だとみなすことは至極真っ当なことだと思う。ところが自分のことを「芸能人」だと思っている同業者は案外少ない。特に演劇畑からやってきた僕らは顕著だ。芸能人=華やかなテレビの世界にいる人々という図式に自分を当てはめることに違和感があるのだ。

目撃したこと
久しぶりに刑事ものの2時間ドラマをやっている。全盛期には地上波各局でそれぞれ曜日を変え、2時間サスペンス枠というのが存在したんだが、一気に淘汰されてしまった。そもそも50代以上のお客さんをメインターゲットとしない今の視聴率の考え方からするとやむを得ないことなのだろう。

守らねばならぬこと
1980年代半ばの話。ある歌手の方が反社との関係を取り沙汰され、年末の紅白歌合戦の出演を取り消されるという騒動が起きた。当時、僕の師匠であった演出家の蜷川幸雄氏はその審査員に選ばれていたのだが、この経緯に抗議して辞退してしまった。たかが年末の芸能番組が道徳を振りかざし、その正義のもとにジャッジを下すことへの抵抗だった。




松重さんは2025/1/10劇映画「孤独のグルメ」では監督、脚本、主演を担当されています。

ストーリー
輸入雑貨の貿易商を営み、商談で赴く先々で食事することを無上の喜びとしている井之頭五郎。かつての恋人である小雪の娘、千秋から連絡を受けた彼は、フランスのパリに向かう。いつものように空腹を満たしてから、千秋と共に祖父の一郎のもとを訪れると、子どもの頃に飲んだスープがもう一度飲みたいと依頼される。わずかなヒントを頼りにフランス、韓国、長崎、東京と世界各地を巡るスープ探しの旅のなか、五郎は様々な人と出会い、予期せぬ事件に巻き込まれていく。




YouTubeチャンネル「TIMELINE松重見聞録」では、松重豊が日本全国のもの作り現場を訪ね。モノの魅力や作り手の思いに迫る。

俳優・松重豊が全国のものづくりの現場を訪ね、
商品の魅力や作り手の想いに迫る旅の記録

暮らしの中で使う道具には並々ならぬこだわりがある松重が、カメラ片手に職人を直接取材。工場に潜入したり、手仕事を体験したり…普段目にすることのない、ものづくりのリアルをお届けします。
旅先での「美味しい出会い」にも乞うご期待。



書籍「あなたの牛を追いなさい」枡野俊明氏との対談集。

自分の足で大地に立ち続ける

中国、宋の時代につくられたとされる禅の教えを画化した「十牛図(じゅうぎゅうず)」。
ひとりの童子が牛を探す「尋牛(じんぎゅう)」、牛の足跡を見つける「見跡(けんせき)」、牛を見つける「見牛(けんぎゅう)」、捕(とら)えようとするが牛が暴れる「得牛(とくぎゅう)」、手なずける「牧牛(ぼくぎゅう)」、牛の背に乗り帰宅する「騎牛帰家(きぎゅうきか)」、牛のことを忘れ家でくつろぐ「忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)」、無の世界にたどりつく「人牛倶忘(じんぎゅうぐぼう)」、自然の風景が広がる「返本還源(へんぽんげんげん)」、布袋和尚となった童子が市井にでる「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」からなる。
一見、牧歌的な図でありながら、「牛」を「本来の自分」に置き換えるだけで禅の教えの入り口となるものだ。
疫病や戦争で人心が不安にさらされるなか、即効性を謳(うた)う怪しげな科学や宗教が跋扈(ばっこ)する今日にあって、とことん自己と対話する禅の教えは、宗教というよりは自分の足で大地に立ち続ける契機になろう。
この1月で還暦を迎えた俳優の松重豊氏は、40代から禅の教えを道しるべとし、その頃出会い「イマジネーションをかき立てられ」たという十牛図に感銘を受け、曹洞宗建功寺住職で、世界的に知られる庭園デザイナーでもある枡野俊明氏に、この十牛図の絵解きを依頼した。この2人、とにかく芯が強い。禅で鍛えた精神性なのだろうか。
形式上は枡野氏が解説、松重氏が聞き手ではあるが、2人のキャリアの話や、その都度自分がどう考えたかということが披露されるので、結果的に対等な「対談」となっている。
禅の教えを具現化する庭づくり、あるいはクサさからどう離れるかといった演技論。コンプレックスとの対峙(たいじ)の仕方、我欲を振り払う手法、マイナスをプラスに転換する発想、過去と向き合う姿勢。必ずどこかに刺さる言葉がある。2人の人生の個別具体論のなかに普遍性を感じさせる読書体験だ。
「無駄に悩むことはしてはなりませんが、人間は考え続けなければいけないのです」と語る枡野氏は同時に「考えるより前に動け」という。これは思考を軽んじるのではなく、身体性を伴った思考の価値を訴える禅の教えのニュアンスを汲(く)み取った表現だろう。
「枡野先生の『禅の庭』づくりでも、これも足せるし、あれも足せる、けれどもそれを最終的に削(そ)いでいく――そんなプロセスがあるんじゃないかと思うんです」「僕はそれと同じように、面白い表現をいろいろと妄想しはするけれど、それを最終的には覚悟をもって削いでいきたい」という松重氏は、どこまでも謙虚でありながら卑屈でなく、堂々と自分を受け入れ伸びやかですらある。




松重豊プロフィール。

1963年1月長崎県長崎市で生まれるも
すぐに福岡県福岡市に移りそこで覚醒したため福岡県出身を名乗る。
九州各地を転々、小学校3回中学校2回と転校を繰り返したため
故郷の感覚を失ってしまう。
明治大学文学部に入学後は本拠を東京に移し現在に至る。

大学卒業と同時に蜷川幸雄主宰のGEKISYA NINAGAWA STUDIOに入団、
演劇活動を始める。


最近の話題


「クロワッサン」誌にてエッセイ「たべるノヲト」連載中

その朗読編 YouTubu「しゃべるノヲト」を本サイトにてやってます。

俳優・松重豊さんが紡ぐ、「食の記憶」エッセイ。
イラストは、松重さんと親交の深い作家・あべみちこさん。
記憶に残る料理には、その時代、その瞬間のドラマ、自分の人生
そのものが詰まっている。二人が織りなす奥深い食の世界から、
どうぞご一緒に記憶を辿る旅に出かけましょう。




初著作「空洞のなかみ」販売中

俳優・松重豊が初著書となる小説&エッセイ集『空洞のなかみ』を刊行。テレビドラマ『孤独のグルメ』シリーズ、『アンナチュラル』『きょうの猫村さん』、映画『アウトレイジ』シリーズ、『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』などで、実力派として高い人気を誇る松重が書き下ろした本著は、連作短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」と週刊誌『サンデー毎日』で連載中のエッセイ「演者戯言(えんじゃのざれごと)」の2部で構成。

『リアルサウンド ブック』では、そんな松重豊のロングインタビューを掲載中。
https://realsound.jp/book/2020/10/pos...



孤独のグルメ

『孤独のグルメ』(こどくのグルメ)は、2012年よりテレビ東京系列で放送されている、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名の漫画作品を原作とするテレビドラマのシリーズ。2025年現在、10のテレビシリーズと、特別編、スペシャルドラマ版が数作放送されている。主演は松重豊で、本作が初主演作品である。

テレビ東京特有の典型的な低予算番組でありながら、DVDや動画配信などの二次収入で多額の利益を上げており、2022年現在ではテレ東を代表する看板番組となっている。

2025年1月10日には劇場版『劇映画 孤独のグルメ』が公開され、松重自身が監督・脚本・主演のすべてを務めた。

孤独のグルメ放送店



北は北海道から沖縄まで国内163の飲食店が番組のロケ地として放送された。
テレビ東京の人気テレビドラマ「孤独のグルメ」を見ると、井之頭五郎(松重豊)さんが美味しそうに食べる映像が流れ、どんなお店なんだろう?気になる!実際にお店に行って食べてみたい!と思う方がいると思います。実際にお店に行ってみよう!と思う方に向けて、孤独のグルメで紹介された店舗(ロケ地)のエリア別一覧表と店舗の場所をグーグルMAPに埋め込みました。

 

孤独のグルメ放送後 閉店した店舗一覧

テレビなどで放送された後に閉店したお店もあります。
 

1 2話 駒込の煮魚定食 和食亭 駒込駅 東京都北区中里1-8-7
2   10話 東長崎のせきざわ食堂 東長崎駅 東京都豊島区長崎4-28-10
3   8話 阿佐ヶ谷のYO-HO’s cafe Lanai 東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-20-4 
4 10話 枝川のハムエッグ定食とカツ皿 アトム 潮見駅 東京都江東区枝川3-8-8
5   12話 恵比寿のさいき 恵比寿駅 東京都渋谷区恵比寿西1-7-12
6 4話 東大和市の翠苑 東大和市駅 東京都東大和市南街2-1-7
7 12話 八丁堀の中華シブヤ 宝町駅 東京都中央区八丁堀3丁目2-4
8 2話 高井戸のタンステーキ 東京都杉並区高井戸西3-7-10
9   SP 2020年12月 孤独のグルメ 東京都港区虎ノ門1-11-14 野口ビル1F
10 7話 由比ガ浜の シーキャッスル 神奈川県鎌倉市長谷2-7-15
11 2話 中郡二宮の魚料理 にしけん 神奈川県中郡二宮町山西226
12 1 4話 浦安市のロコディッシュ 千葉県浦安市日の出5-6-1 sea-D
13 2 7話 飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し

13店閉店しています。
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