2026.4.16
個人商店に必要な3S
最近ドラマにもなった「インベスターZ」というマンガがあります。このマンガはエリート高校生が株式投資をやって学園を裏から支えていく的な株の勉強になる面白いマンガで、このマンガを書いているのがドラマになった「ドラゴン桜」の作者:三田紀房さんです。
この方が書くマンガは受験をテーマにした「ドラゴン桜」も、就活や転職をテーマにした「エンゼルバンク」も、今回の株などの投資をテーマにした「インベスターZ」もかなり面白い!!
インベスターZ

今回はインベスターZに出てきた
この3Sってなんだと思いますか??
インベスターZに出てくる喫茶店のマスターによると、3Sとは・・・
スリム!!
シンプル!!
スロー!!
これが3Sだそうです!!
う~ん、これだけ聞いても「スリム?シンプル?スロー?なんのこっちゃ??」って、詳しく説明すると・・・
スリムとは、極力少人数で低コストであること・・・
シンプルとは、扱う品数が最小限であること・・・
スローとは、あまり忙しくないこと・・・
これだけ聞くと「えっ?それで経営していけるの!?」とビックリすると思いますが、インベスターZでも登場人物の女の子が同じ質問をしています。
ラーメン屋は潰れない

喫茶店のマスターは「いける・・・というより、そうでなくてはいけない!みんな商売というものを勘違いしている!!」と言い切っています!!
マンガでは個人のラーメン屋に例えてお話をしています。
簡単に説明すると、他店と同じ市場を争って激しい顧客獲得を争いをし・・・同じマーケットのシェアの奪い合いをして、たとえ一番になっても消耗戦を続けるうちに体力がなくなって、どんどん経営が苦しくなっていく・・・というような話をしています。
これはたしかにその通りだな~と思いまして・・・
資本がある大企業は別にして、ちょっと売れたら中途半端に2~3店舗くらいすぐに増やしてしまう経営者って割と多いと思うのですが、これだと同じような会社とシェアの奪い合いもありますし、人員確保などの問題もありますし、けっこう自転車操業になってしまって潰れてしまうお店って多いと思います。
お金・投資の実際を学ぶ

そりゃそうですよね~1号店は店長なり社長がいて順調に売り上げが伸びていたとしても、2店舗目、3店舗目になるとだんだんと質が落ちてしまう傾向があるので、最初にファンになった顧客も離れてしまいます。
人が増えるとどうしてもコストが掛かる上に、人を同じように動かそうと思ったらマニュアルが必要になるので、その時点で1号店より質が落ちてしまうことは明白で、かなり頑張らないと店舗を維持できないと思います。
こうなってくるとお客様のことを考えたサービスというよりは、お金を集める為のサービスという風に変わってきてしまうので、だんだんとサービスの質が悪くなり、違和感を感じたお客さんは段々と離れていってしまいますね。
コーヒー1杯の原価は35円

個人商店で一番大事なことは、大儲けをすることではなくて、
永く続けられる経営をするということです!
この考え方が、3Sになると思います。
社長、施設長も、バリバリと働いて金儲けをしてやろう!!というタイプではなくて、お金は自分たちが生活していけるくらい稼げたらいいから、のんびりと永く仕事を続けたいな~というタイプなので、最初から不動産事業部がやっているやり方とは違う方向性を模索していました。
お客様の都合を考えずに無理やり決めてもらうようなやり方をせずに、「ちゃんと考えてくださいね~」というゆっくりとしたスタンスで接客をしてきました。この施設が一番良いですよと言ったことは有りません。「面白い介護施設だな~」と思ってもらえますよね~
なごみのさと春日西
施設に3Sを当てはめて考えると、お客様を大切にするというのはもちろんですが。
スリム・・・グループ会社が施設を所有しているのでコストが安い!!
シンプル・・・介護と不動産のみで他に変な仕事には手を出さない!!基本的に得意なことしかやりません!!
スロー・・・ブログを見て頂いてわかる通りあわただしくない(笑)
スローは合ってるのかわかりませんが・・・(笑)
スリム・シンプル・スローに
さらに3Sを加えた6Sが施設経営では重要だと考えています!!
なに!?さらに3Sを加えるだと!?
スリム・シンプル・スローに、さらに加える3Sとは・・・
正直に・・・
親切に・・・
自然体で・・・
これがプラスする3Sです!!
ま~簡単なことなのですが、一応解説させて頂きます。
正直に・・・仕事をする上で正直に生きるというのは難しいことかもしれませんが、嘘を付くと確実に信用が落ちます。施設はスタッフ一人一人が顔なので、一人の信用が落ちることは施設や会社自体の信用も落ちるということです。だから正直に仕事をするということが重要になります。
親切に・・・これは単純に人に親切にすることが大切です。大手などの決まったマニュアルがある会社やお店は、マニュアルの範囲でしか仕事ができないことが多いのですが、小規模施設は機転の良さが売りです。お客様の立場に立って一歩踏み込んだ仕事ができる親切な心を持たないといけません。
自然体で・・・これはスローに似ているのですが、例えば個人商店でのおっちゃん・おばちゃんってかなり自然体ですよね(笑) お客様に来てもらってありがたいとは思っていますが、「お客様!!ご来店ありがとうございます」ってマニュアル通りというか、逆に肩が凝ってしまうような接客をするよりも、「あっ!いらっしゃ~い!今日は暑いね~」というくらいに自然体で接してもらったほうがお客さんとしても楽ですし、馴染みやすいと思います。
これから小規模施設を開業検討の方はこの6Sを意識して仕事をしてみてください。
あと、インベスターZなど三田紀房さんのマンガはかなり良い勉強になるので、興味がある方は是非読んでみてください。

