staff blog

中秋の名月


2025/10/06 中秋の名月

旧暦8月15日の夜(十五夜)に見える月を「中秋の名月」と呼び、2025年は10月6日がその日にあたります。

今でも「十五夜の月」として親しまれ、ススキや団子をお供えして月を愛でる習慣が残っています。この頃に収穫される里芋をお供えすることから、地方によっては「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれています。

2025年の「中秋の名月」は満月ではなく、翌日の10月7日が満月となります。

2015年中秋の名月(仙台天文台撮影)

月は季節にかかわらずいつでも見られるのに、なぜ昔から秋の月は美しいといわれるのか。それは、秋の空気と月の適度な高さが関係しているという。秋の空気は、水分量が春や夏に比べて少なく乾燥しています。そのため、澄んだ空気が月をくっきりと夜空に映し出す。


仙台観測所

日本で12番目に大きな望遠鏡を備える「仙台天文台」は、望遠鏡の口径は130cmとハワイにあるすばる観測所の820cmなどに及びませんが、澄んだ空気のもと星座観測に適した天文台として有名です。

2025年1月4日「しぶんぎ座流星群」が極大となる日(仙台天文台)

「しぶんぎ座流星群」とは1年の最初を飾る流星群です。三大流星群のひとつとして数えられますが、流星の出現数は年によってかなりムラがあり、どのくらい流れるか予想するのが難しい流星群でもあります。

このため、熟練した観察者によって1時間あたり100個程度の流星が見られた年もありますが、通常は1時間あたり20個から40個程度の出現です。

2018年10月21日 後(のち)の月(仙台天文台)


旧暦9月13日の夜(十三夜)に見える月を「後(のち)の月」と呼び、2025年は11月2日がその日にあたります。

旧暦8月15日の「中秋の名月(十五夜の月)」を眺める風習は中国から伝わったものですが、十三夜の月を愛でる風習は日本で生まれたものです。これは、延喜十九年(919年)に寛平法皇が月見の宴を開き、十三夜の月を称賛したことが由来のひとつとされています。
一覧に戻る

contact

施設の事、料金について、入居のご相談などはお問合せフォーム・お電話にてお気軽にご相談下さい。

お電話でのお問い合わせ

受付時間 9:00~18:00 (土日祝定休)

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせ